創業明治24年、4代目の菓子屋です。
地元の偉人小松帯刀公にちなんだ和菓子や、吹上浜の豊かな自然をテーマにしたせんべい、クッキー（海亀シリーズ）、地元物産館でも買うことの出来る食パンも製造しています。
創業当時からの伝統の味や季節の和生菓子も大切にしながら“温故知新”の心で菓子作りに励んでおります。

【前田家のおすすめ！！】

No’1:海亀んせなか(かめんせなか)
平成2年、当時商工会青年部員だった店主が、海亀保護活動のひとつとして取り組んでいた海亀パトロール…。ちょうどその頃アーモンドたっぷりのせんべいを開発!!形が亀の甲羅に似ていたので、地元のＮ氏が｢かごしま弁では、かめんせなかちゅうこっちゃなぁー。｣とつぶやいたことから、“海亀(かめ)んせなか”と命名!!以来、この“海亀んせなか”は20年間、店のカンバン商品に…。2枚入で170円と、ちょっと高価なのですが、お菓子作りコーナーに売っているスライスアーモンドのお値段を見ていただければ納得していただけるかと思います。一枚々手で広げて海亀んせなかは、今日も芳ばしく焼けています！いつまでも海亀が来てくれる吹上浜を大切にしたいです。

No’2:帯刀公の郷 薩摩芋新(たてわきこうのさとさつまいしん)
日吉町吉利の園林寺跡には、明治維新の立役者のひとり小松帯刀公のお墓があります。平成19年、その帯刀公にちなんでのお菓子を作って欲しいという地元の皆さんのご要望にこたえる気持ちで生まれたのが、この薩摩芋新です。鹿児島の特産品である紫色と黄色のさつま芋を使い、素朴な甘さのしっとり感とこんがり焼けた芳ばしさも楽しめるお菓子です。この年のさつまいも食品コンクールで県知事賞を受賞、翌年には優良ふるさと食品中央コンクールで農林水産省総合局長賞を受賞。明治維新で活躍した帯刀公にちなんで“帯刀公の郷 薩摩芋新”という名前が付きました。

No’3:食パン
地域の物産館でリピーターが増えるものを!!という声が上がり、かつて店主が修行したパンを作ってみることに…。素材を厳選し、手作りにこだわって機械はあってもあえて手作りめん棒で一枚々伸ばして手でたたみ、くるくる巻いて生地を痛めないよう、タイミングをのがさぬよう、子どもを育てるように大事に作っています。ふっくら、しっとりの食パンは｢何もつけないで食べてもおいしいよ。｣と言って下さるお客様も…。遠くからわざわざ来て下さる方もいらして感謝しています。町内の城の下・吉利物産館、日吉ふるさと館、市内では江口蓬莱館、花水木物産館でもお求めになれます。

※各商品も発送を承っております！！
※人間の五感の中で、お菓子の中に含まれているのは、味覚・触覚・臭覚・視覚の四つの感覚。あと一つの聴覚は、お店に来ていただければアナログレコードや蓄音器で補っております！！　どうぞ、お立ち寄りください！！